|
|
資本論 第一巻 下 (ちくま学芸文庫 マー52-2)
|
労働者が資本への屈従を強いられるようになったのはいつからなのか。下巻には、第4篇の続きである「第13章 機械装置と大工業」から「第7篇 資本の蓄積過程」までを収める。商品と貨幣への理論的問いから始まった『資本論』は、ここで産業革命の出版点をなす機械装置の歴史的意味を問う。経済成長が貧困を増大させるー今日なおわれわれを苦しめるこの逆説の由来を、マルクスは剰余価値論と蓄積論により解明していく。資本主義が地球的包摂を進めるなか、根源的批判への手だてを得るには今も本書を紐解くほかはない。原文の躍動感を再現した翻訳で『資本論』の不朽性を開示する。
文庫 > ビジネス・経済・就職 文庫 > 人文・思想・社会 ビジネス・経済・就職 > 経済・財政 > 経済学
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|