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絵画空間の哲学 (ちくま学芸文庫 サー54-1)
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著者 | 佐藤 康邦
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出版社 | 筑摩書房
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発売日 | 2024年01月15日頃
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サイズ | 文庫
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価格 | 1,540 円
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思想史の中の遠近法
“遠近法”という表現様式は自明のものではなく、ルネッサンス期に確立したひとつの世界観である。パノフスキーらも論じてきた遠近法の成立や発展の背景を、本書は思想史的観点から深く掘り起こし、水墨画や日本絵画における表現法も引きくらべつつ、絵画の一技法という枠を越えて文化全体の文脈のなかで、その真の世界観的意義を捉えなおす。さらに、カントやヘーゲルなどのドイツ観念論における芸術理論、近代日本絵画における格闘を追いながら、美術と哲学の関わりを掬いだす。ユニークな切り口で美術史学の重要論点に切り込んだ名著。
文庫 > 人文・思想・社会
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