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江戸の戯作絵本 2 (ちくま学芸文庫 コー10-23)
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江戸中期、商業重視の田沼政治により江戸の町は繁栄し、農村部にも貨幣経済が広まった。しかしその反面賄賂がはびこり、農産物の供給量が減少することに。状況を打開すべく老中についた松平定信は倹約を命じ、風紀を取り締まった。黄表紙作家たちはこれに対抗して政治を徹底的に諷刺。結果、作品は大ベストセラーに。しかし作家たちは罰せられ、その後黄表紙の作風は単に可笑しさを追求したものや、敵討ちなどのストーリー性を持つものに変わっていく。本巻には筆禍事件を招いた『鸚鵡返文武二道』等3作品をはじめ、歌舞伎「三社祭」の悪玉踊りの元ネタ『心学早染草』等、計16作品を収録。
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