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ナチズムの記憶 (ちくま学芸文庫 ヤー34-1)
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著者 | 山本 秀行
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出版社 | 筑摩書房
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発売日 | 2024年03月11日頃
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サイズ | 文庫
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価格 | 1,650 円
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日常生活からみた第三帝国
第三帝国といえば、ゲシュタポの監視のもと恐怖と暴力で国民を支配したイメージがある。しかし、当時を回想する住民証言から現れるのは、ナチズムへの不満や批判ではなく、むしろ正反対の「ナチスの時代はよい時代だった」という記憶だ。ごく平凡な普通の人びとが、ナチズムとは一定の距離をおきながらも、非政治的領域のルートを通じ、政策を支持するようになる。農村ケルレと炭鉱町ホーホラルマルクという、二つの地域での詳細なインタヴュー資料を中心に、子どもや女性までもが、徐々にナチ体制に統合されていった道程をあばきだし、現代のわれわれにも警鐘を鳴らす一冊。
文庫 > 人文・思想・社会 人文・思想・社会 > 歴史 > 世界史
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