|
|
悪魔は天使である (創元クライム・クラブ)
|
著者 | 辻真先
|
---|
出版社 | 東京創元社
|
---|
発売日 | 2001年02月
|
---|
サイズ | 単行本
|
---|
価格 | 2,090 円
|
---|
昭和十八年、大戦の劣勢が次第に深まりつつある頃、探偵小説界の巨匠・天城俊策は“ペンの従軍”を拒んだために執筆の機会を全て失った。俊策は食い繋ぐために嫁の明子、孫の佳樹と小夜子を連れて名古屋へ転居することを決意。佳樹はその地で旧友・五百村と再会、また小夜子も隣家の娘・瑠璃子と仲良くなり、彼らは穏やかな日々を過ごせるかに見えた。しかし俊策が知人の選挙応援に関わったことから一家の周囲には不穏な空気が立ちこめるようになり、やがてひとつの悲痛な死が彼らを襲った-隻腕の青年刑事・五百村は敢然と謎に立ち向かう!戦時下の名古屋を舞台に、大地震・大空襲などの天災人災に翻弄されながらも、必死に生き抜こうとする青年たちの姿を活写した、著者渾身の青春本格推理。巻末に「作品見本棚」収録。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|