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無言劇 (創元クライム・クラブ)
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私は審判を受ける。たとえ行き先が地獄で、悪魔が待ち受けていたとしても、私は独りではない。ルカ…ミカ…歩は澄明な光で満たされた。囲碁・将棋・麻雀、ボードゲームの集積地と呼ぶに相応しい胡蝶ビルの周辺で勃発した連続殺人。最初の犯人が逮捕されても事件は終わらず、悪意は連鎖してさらなる殺人を呼ぶ。“悪魔”とは誰か?密かに無言劇を続ける歩とは誰なのか?密室状況下で発見された死体と消失した凶器の謎に皆が頭を悩ませるなか、伏せられた登場人物たちの名前がひとつずつ明らかとなってゆく-ボードゲームを鏤めた、鬼才による異形の本格ミステリ。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・か行
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