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心のナイフ(上)
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混沌の叫び1
ぼくはトッド・ヒューイット。あとひと月で十三歳、つまり正式な大人になる。ぼくが住んでるプレンティスタウンは新世界のたったひとつの町。この星に入植したぼくらは、土着の生き物と戦争になった。やつらが撒いた細菌のせいで女は死に絶え、男は互いの考えがすべて“ノイズ”として聞こえるようになってしまったのだ。ある日、町はずれの沼地で、ぼくはノイズのないまったき静寂に出会った。これは何?それとも誰?異様な迫力、胸が締めつけられるような感動、尽きせぬ謎。ビッグタイトルを独占した“混沌の叫び”三部作、第一弾。ガーディアン賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞、ブックトラスト・ティーンエイジ賞受賞作。
小説・エッセイ > 外国の小説
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