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ジョン・ランプリエ-ルの辞書 (海外文学セレクション)
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18世紀、ジャージー島、子爵家の美少女ジュリエットの水浴姿を見てしまったジョンの父は、猟犬にズタズタに噛み殺される。まるでディアナの水浴姿を覗き見たために八つ裂きにされたアクタイオンのように。遺産相続手続きのために、ロンドンに赴いた青年ジョンは、神経症の療法として固有名詞辞典の執筆を始めた。ロンドンの地下に潜む秘密組織“カバラ”とは?かつて航行中に消息を絶った帆船の謎とは?ユグノー弾圧の最終頁ともいえるラ・ロシェルの包囲戦の持つ意味は?暗躍するインド人の殺し屋の正体は?そしてジュリエットとジョンの恋の行方は?壮大な謎に満ちた大バロック歴史小説。サマセット・モーム賞受賞作。
小説・エッセイ > 外国の小説
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