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冬雷

著者	遠田潤子
出版社	東京創元社
発売日	2017年04月28日頃
サイズ	単行本
価格	1,980 円

大阪で鷹匠として働く夏目代助。ある日彼の元に訃報が届く。１２年前に行方不明になった幼い義弟・翔一郎が、遺体で発見されたと。孤児だった代助は、日本海沿いの魚ノ宮町の名家・千田家の跡継ぎとして引き取られた。初めての家族や、千田家と共に町を守る鷹櫛神社の巫女・真琴という恋人ができ、幸せに暮らしていた。しかし義弟の失踪が原因で、家族に拒絶され、真琴と引き裂かれ、町を出て行くことになったのだ。葬儀に出ようと故郷に戻った代助は、町の人々の冷たい仕打ちに耐えながら、事件の真相を探るが…。

小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行