読んだ本・読みたい本を簡単登録、読書ソーシャルサービス

白野真澄はしょうがない

著者	奥田亜希子
出版社	東京創元社
発売日	2020年10月22日頃
サイズ	単行本
価格	1,760 円

頼れる助産師の「白野真澄」には、美しい妹・佳織がいる。仲の良い姉妹で、東京でモデルをしている佳織は真澄の誇りだったが、真澄にはその妹にも言えない秘密があった…。駆け出しイラストレーター、夫に合わせて生きてきた主婦、二人の男性の間で揺れる女子大生、繊細な小学四年生。同姓同名の「白野真澄」の五者五様のわだかまりと秘密を描く。この世界に同じ名前を持つ人はたくさんいるけれど、どれひとつとして同じ悩みはない。少し頑固で、生きることに不器用な人たちを優しい眼差しで掬いあげる傑作短編集。

小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行