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材木座の殺人 (創元推理文庫)
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新宿の裏通りにある私立探偵事務所の椅子を壊しそうな巨漢の弁護士に「どうしたんだ、名探偵らしからぬ乱暴なことをいうじゃないか」と切り返されて、馬脚を露しかけた「わたし」はドッキリ。事務所の実績が某氏の明察に負っているとは他聞を憚るところなのだ…。推理番組『私だけが知っている』の脚本を原形とする「棄てられた男」「青嵐荘事件」、鮎川哲也版“ジェームズ・フィリモア氏の事件”ともいえる「人を呑む家」や、弁護士と私立探偵の両人が直接関与していない異色作「材木座の殺人」など、六編を収録。本格ミステリの大家が物した安楽椅子探偵譚、三番館シリーズ第四集。
小説・エッセイ > ミステリー・サスペンス 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行 文庫 > 小説・エッセイ
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