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黒人奴隷の着装の研究
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アメリカ独立革命期ヴァージニアにおける奴隷の被服の
18世紀、アメリカ独立革命期のヴァージニア。プランテーションで働く“黒人奴隷”は、どのようなものを着ていたのか。実物の現存が皆無の研究条件のなかで、著者は、当時の「逃亡奴隷広告」に記された黒人奴隷の逃亡時の被服描写やプランターの手紙・帳簿などの諸史料、あるいは出土資料、復元した被服素材などを悉く現地調査した。さらに、今は使用されなくなった多種の被服素材を逐一検証し、また史料・関連文献をデータベース化して解析しながら、服飾学と歴史学の確かな眼をもって、彼らの衣生活の実相に切り込んだ。そして、黒人奴隷の着衣のイメージや、当時の有力プランターの被服管理の実情等を、当該期アメリカ史の流れのなかに位置づけることに成功した。アメリカにおいても未開拓の研究領域に真正面からアプローチし、上流階級のきらびやかな服飾史とは異なる中産下層の民衆の衣生活を描破した画期的な労作。
人文・思想・社会 > 民俗 > 風俗・習慣
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