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新しい教育課程と保育の展開幼稚園 (新幼稚園教育要領実践)
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現行の幼稚園教育要領は平成元年に改訂され、この間、概ね幼稚園教育要領への理解が深まり、その趣旨を踏まえた着実な実践が積み重ねられてきた。しかし、近年の都市化、核家族化、少子化、情報化といった社会の進展は、家庭や保護者の意識、あるいは地域社会にも影響を及ぼし、幼稚園においても、これらの社会状況の変化に対応した取り組みが必定であることが求められ、今回の新しい幼稚園教育要領へと改善されてきた。また、一昨年幼稚園教育120周年を向かえ、幼稚園は、この大切な時期に幼児の教育を専門の立場から行う教育機関として、生涯にわたる人間としての健全な発達や社会の変化に主体的に対応し得る能力などの基礎を培う場として、その役割はますます大切なものとなってきており、多くの方々の幼稚園に寄せる期待も大変高いものとなってきている。本書は、こうした状況を踏まえ一昨年の幼稚園教育120周年記念出版『幼児一人一人のよさと可能性を求めて』(東洋館出版社)の姉妹編として幼稚園教育の充実を願うとともに、この度の新しい幼稚園教育要領に対する参考書として上梓されたものである。
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