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ミスター・チャイナ
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実録・中国に消えた投資マネー
一九九〇年代初め、改革開放に沸く中国に二人の外国人が降り立った。ウォール街で鳴らした投資銀行家パット、中国語が堪能でアーサー・アンダーセン勤務のティム。二人は野蛮な資本主義へと突き進む中国の熱気と、集まる金の匂いに魅了されていた。ウォール街の人脈と知識、そして西洋的経営センスさえ持ち込めば、中国で大成功できる。パットはアメリカの富裕層から金を掻き集め、ティムは投資案件探しに中国を飛び回る。4億ドルの投資ファンドを立ち上げ、中国を代表する男を目指したビジネスマンたちは、しかしやがて、中国ビジネスの闇の部分に足を掬われていく…。うごめく大金、群がる投資家、腐敗した共産党幹部、裏切りの連続…。ウォール街の投資家が体験した中国ビジネスの闇。
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