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森林保護学の基礎 (農学基礎シリーズ)
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森林保護学は、森林への危害の原因や性質を研究し、予防、駆除の理論と方法論を解明する「押さえ込む管理」の学問として成立しすすめられてきた。しかし、急激な環境変化や生物多様性の危機などから、最近は、森林を生態系としてとらえ、生態系を保全・高度化するという方向、すなわち「総合的生物多様性管理(IBM)」に大きく転換してきている。本書はその立場から、気象災害・火災・大気汚染、病害、害虫、野生動物、侵入外来種まで、森林生態系の保護・保全を基本にした新しい森林保護学の入門書である。森林保護学には、森林の生態系サービス機能の低下を防ぎ、高める方向で管理するための知識や技能を学ぶことも求められており、本書ではそうした視点も重視している。
ビジネス・経済・就職 > 産業 > 林業・水産業
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