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ホワイト・アウト
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極点のエアー・バトル
スロットルを持っていた左手を、推力変更レヴァーに載せる。機首を下げ、高速降下を開始。右に横転。一マイル。トーネードが射撃を開始した。ハリアーの主翼の上を飛ぶ曳光弾のすじが見えた。レヴァーをさっと戻し、横転して直進に戻すと、機関砲を発射し、機首をまわすようにして広い範囲を掃射する。砲弾が尽きるまで、亡霊のような機影を追う。致命傷を負わせたか。その瞬間、前方の雲の壁がピンク色に染まり、燃料タンクが爆発したとわかった。超ウルトラハイテク・スリラー。
小説・エッセイ > 外国の小説
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