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[フォトミュージアム]東西冷戦時代の廃墟図鑑
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平和のための記憶遺産
アメリカの核実験場だったビキニ環礁の観測用バンカー、ソ連の対弾道ミサイル試験場、核攻撃に備えてチトー元帥とユーゴスラヴィア最高司令部のために建てられたボスニアのARK D-0バンカー、アドリア海のヴィス島にある無人の潜水艦待避所、キューバのフラグア原子力発電所で未完成に終わった原子炉の特徴的なコンクリートドームなど、1940年代後半から1991年のソ連崩壊の頃にかけて作られた壮大な建築や共産圏の特異な軍事施設が世界にはまだ数多く残されている。冷戦は終結したが、今なお世界は混迷し、軍事的緊張や核の脅威は消えていない。東西が厳しく対立していた時代を当時の遺物と廃墟写真により再考する。
人文・思想・社会 > 地理 > 地理(外国)
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