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公爵さま、それは誤解です (コージーブックス 行き遅れ令嬢の事件簿 3)
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ケスグレイブ公爵と二度も殺人事件の謎を解いたベアトリスは、いつのまにか彼に想いを寄せるようになっていた。身分違いの恋心に蓋をするには、何か「新しい謎」が必要だ。それもとっておきの事件が。そんなふうに願っていた矢先、知人から殺人事件の捜査を依頼される。突然もがき苦しんで死を遂げた男性の謎ーベアトリスは読書家ならではの知識を総動員して、現場検証をする。毒殺に使われたのは、インドに自生している植物の毒だろうか?しかし大きな謎に直面したとたん、公爵への想いがふたたび募る。そんなとき舞踏会で目にしたのは、彼が社交界のダイヤモンドと囁かれる令嬢と踊る姿。まばゆいほど美しく、お似合いのふたりを目の当たりにして動揺し、立ち去ったベアトリスに公爵は…。
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