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〈教養〉は死んだか (ＰＨＰ新書)

著者	加地伸行
出版社	PHP研究所
発売日	2001年11月
サイズ	新書
価格	814 円

日本人の古典・道徳・宗教

古来、中国人は「教養」を知識の習得とともに、道徳的修養ととらえていた。そして、学習する知識は儒教的古典であり、その古典学習を通じての人格教育であった。しかし、現代日本人の「教養」は知識と同義になってしまった。かつては知識と人格は日本人においても一体化されていたのに、今は分裂してしまった。両者が再び結びつくことは何能なのか。本書では、道徳教育・宗教教育の重要性を説きつつ、中国古典学の立場から日本人の「教養」を貫ぬくものを明らかにする。

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