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吾輩も猫である (PHP文芸文庫)
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吾輩も猫である。名前は小次郎というー夏目漱石の『吾輩は猫である』から百年、同書をこよなく愛する著者が、愛猫四匹と暮らす日常を、主人公の小次郎の視点から描いていく。とはいえ、古今の名作の考察から現代文明批判まで話す主人たちのやり取りを、ウイットとユーモアに包んで語る「吾輩」の知性と感性は絶品だ。漱石代表作へのオマージュとして、また肩の凝らない読み物として滋味深い長篇。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・ま行
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