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雪に咲く
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江戸に幕府が開かれて五十年余り。後に越後高田藩筆頭家老になる小栗美作は、大地震の後処理で手腕を発揮し、藩主・松平光長の信頼を勝ち取る。しかし光長の嫡子が亡くなると藩内は二つに割れ、御家騒動へと発展。美作は否応なく、その渦に巻き込まれていく。そんな高田藩を取り潰そうと幕府は虎視眈々と機会を窺っていた。逃げず、媚びず、諦めずー藩を守るために懸命に戦った男の生涯を感動的に描く歴史長篇。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・ま行
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