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日本の対中大戦略 (PHP新書)
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日中両国の道はどこで分かれたのだろうか。共産党に煽られてきた愛国主義の炎は、逆に共産党を追い立てる熱風となった。格差と汚職と少数民族弾圧は止まるところを知らない。今の中国を西側との協調路線に戻すことは容易ではない。日本外交の英知が問われている。今日、アジアで先進工業国家として自由主義的秩序の創生に向けたリーダーシップを発揮できるのは、日本だけである。私たちは、中国共産党と人民解放軍の支配する中国とどう向き合って行けばよいのだろうか。戦略的思考、歴史観の両者に根差した外交戦略、軍事戦略を構築する。
新書 > その他 人文・思想・社会 > 政治
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