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たった、それだけ
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著者 | 宮下奈都
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出版社 | 双葉社
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発売日 | 2017年01月12日頃
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サイズ | 文庫
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価格 | 600 円
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「逃げ切って」。贈賄の罪が発覚する前に、望月正幸を浮気相手の女性社員が逃がす。告発するのは自分だというのにー。正幸が失踪して、残された妻、ひとり娘、姉にたちまち試練の奔流が押し寄せる。正幸はどういう人間だったのか。私は何ができたか…。それぞれの視点で語られる彼女たちの内省と一歩前に踏み出そうとする“変化”。本屋大賞受賞作家が、人の心が織りなす人生の機微や不確かさを、精緻にすくいあげる。正幸のその後とともに、予想外の展開が待つ連作形式の感動作。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・ま行
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