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ばんちゃんがいた 朝比奈あすか(著) 双葉社 - @Books

ばんちゃんがいた

著者朝比奈あすか
出版社双葉社
発売日2017年02月16日頃
サイズ文庫
価格611 円

親友のばんちゃんが死んだ。以来、俺は口を閉ざすようになった。そんな態度がうざいという裏掲示板の書き込みをきっかけに、刃のような言葉が飛び交う。あの夜、ばんちゃんに対して俺が密かに計画していたことは、誰も知らないー。トンとあだ名をつけて蔑んでいた男の子。あたしのことが好きだったらしい。中二の冬、突如この世からいなくなった。中学を卒業して10年、夜の街で働くあたしは壊れそうになる「心」の守り方を、かつてトンから教わったー。表裏一体の二編から立ち上がる、未熟な魂のあやうさときらめき。

文庫 > 小説・エッセイ
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行

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