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いつもふたりきりで (二見文庫)
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愛らしい貴族の娘クラリッサは、極度の近視でありながら、めげることなく幸せな人生を送っていた。だが意地悪な継母に眼鏡を禁じられて以来、社交界デビューを果たしたものの相手の顔すら判別できずに失敗ばかり。求婚者たちはつぎつぎと去っていくが、ある日ひとりの男性が彼女にダンスを申し込む。かつて天使と評された顔に、戦争で醜い傷を負った伯爵エイドリアン。やがてふたりは継母の目を盗んで逢引を重ねるようになるが…。ユーモラスで心温まる傑作ラブロマンス。
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