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愛を刻んでほしい (二見文庫)
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1866年、テキサス。南北戦争によって夫と弟たちを失ったメグは、深い悲しみからひとりの男への憎しみを募らせていた。その男とは、兵役を強制されながらも戦闘を拒み、生き延びて故郷へ帰ってきた「臆病者」クレイ。南部軍に背き、故郷の仲間を裏切った罰として、そして己の臆病さに向き合わせる作業として、メグは彫刻の名手であるクレイに戦没者の記念像を造らせる。クレイが苦悩する姿を見逃すまいと作業場に通うメグだったが、やがてクレイのやさしさや強さ、そして彼が抱える深い孤独を知るようになって…。
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