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故きを温ね、新しきを知る 椹野道流(著) 二見書房 - @Books

故きを温ね、新しきを知る (Charade bunko)

著者椹野道流
出版社二見書房
発売日2012年04月
サイズ文庫
価格680 円

右手にメス、左手に花束9

師走のとある夜。篤臣はいつになく沈んだ様子の江南から、消化器外科に来たポリクリの学生に手を焼いていると聞かされる。学生の名は板倉祐二。今風の容姿にそつのない振る舞い、しかし板倉の本質はモラトリアムという楢崎の言葉に、臨床の現場でいつか問題を起こすのではと篤臣たちは案じていたー。一方そんな心配をよそに、もう一人の消化器外科医には春が。見たことのない大西の姿に驚きと失笑を禁じ得ないものの、同時に様々な人生の節目に立ち会った江南と篤臣は、結婚の誓いを思い返しー。

ボーイズラブ(BL) > 小説 > 二見書房 シャレード文庫

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