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地獄耳(2) (二見時代小説文庫)
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剃髪して鬘をつけた町娘姿の死骸が無住寺で見つかる。十両もの大金を持っていたが、尼僧なのか。寺社方も難渋する事件であった。奥祐筆組頭の烏丸菊次郎と建部内蔵助、そしてその仲間たちー地獄耳の出番である。娘の敵を討ち、悪を懲らしめるために探索を続けるうちに、淫乱な御金改役が浮かび、しかも、水増し小判鋳造までが発覚して…。地獄耳が悪貨を駆逐する!
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行
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