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涙を食べて生きた日々 摂食障害ーー体重28.4kgからの生還
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ああ、ここは地獄だ。食べ物を口に入れると、『もう一人の私』が罪を囁いてくる。-自分らしく生きられるようになるまで、十年以上の闘病を経て、やっと見えた克服の道。高校1年生の夏、母に連れられていった精神科病院で、「摂食障害」と診断された。当時の体重は35キロ。そう告げられるまで、自分が病気なんて思いもしなかった。痩せ続けることは、私の誇りだったからー。精神科病院へ入院、30キロを割り込むまでさらなる体重の減少、過食症の逆転発症。一度生きることを手放した著者が、自分と向き合い、食べること、そして生きることを、ひとつずつ確かめるように拾い集めた軌跡。
美容・暮らし・健康・料理 > 健康 > 家庭の医学
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