|
|
わたしにカンパイ! (文研じゅべに-る)
|
一組の大上さんが、かけてきた。受験しない女子の中で、バスケットに命をかけてる人だ。「なっちゃん、おねがい。きょうだけでも残ってくれない?練習試合するのに、どうしてもひとり足りないのよ。」「えー、困るよ。塾の日だもん。」言いかけて左高くんを見ると、バンバンバン。きれいにドリブルをして、すうっとのび上がったと思うと、またもシュートを決めた。じつに気持ちよさそうに、落ちてきたボールを持って走っている。見てると、せかせか帰るのがいやになった。小学5年生以上。
絵本・児童書・図鑑 > 児童書 > 児童書(日本) 絵本・児童書・図鑑 > 児童文庫 > その他
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|