|
|
深夜0時のもう一人 (文研じゅべにーる)
|
「だけど、スリル満点だったな。」こうふんした遼太郎のつばが、ぼくのほおにとんできた。「うん。」答えるぼくの声が、かすかにふるえているのに、二人は気づいただろうか?さっきぼくは、何かにふれた。何もないはずの部屋のすみで、何かにふれた気がした。そして、声を聞いた。(ユウゴ。)声は、ぼくの名前をよんだ。耳から聞こえる音じゃなく、どこからか心にひびいてくるような声だった。小学4年生以上。
絵本・児童書・図鑑 > 児童文庫 > その他 絵本・児童書・図鑑 > 児童書 > 児童書(日本)
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|