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源氏物語(4) (平凡社ライブラリー)
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ウェイリー版
薫自身は熱心に御仏の名前に訴えかけつづけた。しかし「…」祈りをあげるごとに総角が縮んで、次第に衰えてゆくのが薫にはわかった(「総角」)。妹の小芹を匂に、自分は総角とー薫の目論見はその姉娘の死によって壊れる。身代わりの人形のように浮舟が現れる。かくて奇矯な個性たちはドラマを加速させる。ウェイリーが愛した宇治十帖の世界のリアルが物語の棹尾を飾る。全4巻完結。
人文・思想・社会 > 文学 > 古典文学 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・ま行 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
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