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奈良絵本・絵巻(237;237) 石川 透(著) 平凡社 - @Books

奈良絵本・絵巻(237;237) (平凡社選書)

著者石川 透
出版社平凡社
発売日2022年07月27日頃
サイズ単行本
価格3,960 円

中世末から近世前期の文華

だれもが見たことがあるのに、その名はあまり知られていない「奈良絵本・絵巻」。絵と言葉で構成されるこの肉筆の絵本や絵巻は、中世末から近世前期にさかんに制作され、大名家に伝わる優品から粗末なつくりのものまで、御伽草子ものはもちろん、伊勢、源氏、百人一首から枕絵まで、広く多様な作品を含む。それは近世後期の浮世絵と同様、この時代を彩るきわめて重要な文化ジャンルなのである。詞書の筆跡の異同に注目する地道な整理などから、だれがその文字を書いたか、だれが絵を描き、どこで作られたか、さまざまなことが次第に明らかになってきた。すると仮名草子最大の作家浅井了意が筆耕として奈良絵本・絵巻の制作に大きくかかわっていたこと、日本どころか世界初(?)の女性絵本作家がこれに従事していたこと、そのほか興味深い事実が数多く分かってきた。その最新の成果も含め、奈良絵本・絵巻の豊かな世界を、この研究を主導してきた著者が基礎から説き起こす、各界待望の一冊。

人文・思想・社会 > 文学 > 古典文学
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行

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