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自己実現という罠(877)
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著者 | 榎本 博明
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出版社 | 平凡社
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発売日 | 2018年05月17日頃
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サイズ | 新書
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価格 | 880 円
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悪用される「内発的動機づけ」
本来、自己実現とは、人間としてより成熟していくことを指す。だが、「仕事で自己実現しよう」「やりがいこそが仕事で大切」など、仕事と自己実現を結びつけ、やりがいを感じさせることで、働く人びとに、低賃金で過重労働を強いる現実がある。あくどい経営者が内発的動機づけという心理学の概念を悪用しているのだ。なぜ、そのような言葉のトリックに簡単に引っかかってしまうのか…。無自覚のうちに植えつけられた仕事観や、その社会的な背景、対処法について考える。
新書 > 美容・暮らし・健康・料理 人文・思想・社会 > 社会 > 労働
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