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ロゴスの名はロゴス (ベスト新書 言葉の診察室 2)
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言葉に関する無知は論理に関する無知である。差別語、不快語、不適切語…、こういったものが、文化も歴史も国際政治もそして論理さえも無視した空虚なレッテルだとわかるだろう。言葉に関する無知は、文化に関する無知であり、歴史に関する無知であり、そして冷厳な国際政治に関する無知であり、そもそも論理に関する無知である。本書は言葉についてのエッセイ集である。私は言葉について何ほどのことも知らない。文化についても歴史についても国際政治についても、無知浅学である。それでもなお、このような本を上梓するのは、ただ一つ知っていることがあるからだ。ロゴスの名はロゴスであると。
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