|
|
覇信長記(4) (ワニの本)
|
書下ろし長編仮想戦記
京は三日にわたって燃え続けた。そして、すべてを失った。西国勢を牽制する策略に、羽柴秀吉は戦慄した。-さすがは前右大臣、織田信長公。一〇万と数の上では圧倒的に優勢ながら、織田方の手荒い一手に、島津をはじめとする西国大名連中は、意気消沈していた。とくに、反織田同盟の旗頭たる徳川家康は生ける屍。-ともあれ、六天魔王の息の根を止めるだぎゃあ。生き残るにはそれしかあるまいて、秀吉はそう誓うと天を仰いだ。先ほどまで晴れわたっていた空には稲妻が光っていた。神が選ぶのは覇王、それとも…。雌雄決する時来る。歴史仮想戦記第一部完結。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・な行 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行 新書 > 小説・エッセイ
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|