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真・大東亜戦争(7) (ワニの本)
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書下ろし本格シミュレ-ション戦記
「米国はほどなく日本に対し宣戦を布告するであろう」英首相の宣言どおり、米国は中立の仮面をかなぐり捨てようとしていた。-大英帝国の滅亡は、米国の国益に反する。提供した資材・資金の貸し倒れを懸念したルーズベルトは、その真意をベールに包み、「正義のための戦争」を謳った。アメリカの思惑を見越した二人…山本五十六と西条英俊。連合艦隊司令長官と軍需大臣は、米国参戦の見通しについて語り合った。ただし、会談はあくまでも汁粉屋の雑談にすぎないと認識していた。それでも二人が一致し、公けに口にしたい一言があった。-日米開戦はもはや不可避だが、万に一つの勝ち目もない。そして、運命の一二月七日。夜は静かに明けつつある。
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