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彩り河 (ベスト時代文庫)
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くらがり同心裁許帳
いつも塵芥が流れる堀川。向こう岸は金持ちの匂いがする蔵屋敷が連なり、手前側は毎日の暮らしもままならない。かどわかされた両替商「肥後屋」の娘。お小夜は見張り役の又八に声をかけた。-私はあなたが助けてくれるって、信じてる。哀しい過去を背負った貧しき若者と大店の娘の淡い恋。対岸の明かりを受け、きらびやかに彩られるどぶ川の水面を見つめ、何を想うか、くらがり同心。好評のシリーズ第十巻。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
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