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渤海の古城と国際交流
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7世紀末から10世紀前半、中国東北部・ロシア沿海地方・朝鮮半島北部にまたがり展開した渤海国。唐や日本など周辺諸国との交易で栄え、当時の東アジア情勢において「海東の盛国」と称されるほどの古代国家であったが、資・史料的制約により、長らくその具体的な様相を詳らかに把捉することが困難であった。しかし、冷戦終結に伴い、旧渤海地域における考古学調査・研究が飛躍的に進み、渤海国の政治・行政制度、国際交流の諸相、文化受容の有り様などが明らかになってきた。30年に亘る考古学・文献史学の国際共同研究より得た知見から最新の研究成果を提示する画期的論集。
人文・思想・社会 > 歴史 > 世界史
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