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『古事記』『日本書紀』の最大未解決問題を解く
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著者 | 安本美典
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出版社 | 勉誠出版
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発売日 | 2018年05月31日頃
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サイズ | 単行本
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価格 | 3,520 円
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奈良時代語を復元する
『古事記』『日本書紀』をめぐる最初の、そして最大の謎は、その文章を、当時の人々が、どのように発音して読んでいたのかが、正確にはわからないことである。当時と現代とでは、発音の基本的体系が異なっていた。奈良時代には、現代と違い、八つの母音があったといわれる。それは、どのような音であったのか。この本は、発音記号を用い、古代の発言の全容を、はじめて、正確、かつ統一的に復元した。当時の、五十音図にあたる「字母表」を示した。我が国の計量言語学を代表する著者が、統計学や確率論、計量言語学、データサイエンスの方法を駆使し、暗号を解読するように解読を進める。これは、スリリングな、知的冒険の書である。『古事記』と『日本書紀』との表記法の違い、それぞれの特徴も示した。
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