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浸透する教養 鈴木健一(文学)(著) 勉誠社 - @Books

浸透する教養

著者鈴木健一(文学)
出版社勉誠社
発売日2013年11月
サイズ単行本
価格7,700 円

江戸の出版文化という回路

ヒト・モノ・情報の交通網が整備され、「知」をめぐる新たな局面が形成されつつあった近世日本。出版文化の隆盛とともに、それまで権威とされてきた「教養」が、さまざまな回路を通して庶民層へと「浸透」していった。和歌・漢詩文を中心として、歴史・思想・宗教・科学といった諸分野にまたがる基礎的知識が磁場としてきわめて強力に働き、日本の文化と文学の根幹が形作られたのである。「知」の形成と伝播は如何になされたのか。「図像化」「リストアップ」「解説」という三つの軸より、近世文学と文化の価値を捉え直す。

人文・思想・社会 > 雑学・出版・ジャーナリズム > 出版・書店

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