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儒教思想と絵画 水野裕史(著) 勉誠出版 - @Books

儒教思想と絵画 (アジア遊学 271)

著者水野裕史
出版社勉誠出版
発売日2022年06月30日頃
サイズ全集・双書
価格3,520 円

東アジアの勧戒画

古来、絵画は、ひとつ鑑賞の目的のみならず、そこに描かれた題材や物語から、あるべき生き方、倣うべき考え方を学び、自らを顧みるための装置として存在していた。特に東アジアにおいては、中国を淵源とする儒教思想に基づき、善行を勧め、悪行を戒めるために描かれた『勧戒画』がひろく作成され、それらは、いまなお各地に多種多様な作品として伝存している。人びとの思想や生活に対し、絵画はどのように機能し、展開していったのかー古代から近代における『勧戒画』の諸相を多角的に考察、作品が生まれ、受容された時代の思想・文化を捉えなおすとともに、時代を超えて、見る者の「鑑」となる美術作品の力を再認識する刺激的な一冊。

ホビー・スポーツ・美術 > 美術 > 東洋美術

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