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歌う民衆と放歌高吟の近代
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著者 | 永嶺重敏
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出版社 | 勉誠出版
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発売日 | 2022年05月31日頃
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サイズ | 単行本
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価格 | 3,850 円
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放歌民衆から唱歌・軍歌を歌う国民へ
歌うことが「罪」だった時代ー。万葉時代に若い男女が愛を歌い交わした「歌垣」、船唄や木遣り歌などの仕事唄など、古来日本人の生活は歌とともにあった。しかし、明治になり、文明開化の流れの中で、卑猥な歌詞の俗謡、乱酔放歌などの暴行事件などが多発したことにより、放歌ー辺りかまわず大声で歌うことーは野蛮な行為と見なされ、処罰の対象となった。日常生活のありふれた行為であるがゆえに、意識されず、記録に残されることの少なかった「放歌」の歴史を、犯罪記録として残った資料、多数の図版とともに丹念に紐解く。明治の民衆の「歌う文化」を見つめなおす格好の一冊!
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