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魂を失った都 (叢書・ウニベルシタス 1157)
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ウィーン1938年
知識人、政治家、民衆は侵略にどう処したか。19世紀末〜20世紀初頭、パリと並んで西洋の学芸の中心地であると同時に、反ユダヤ主義の温床ともなったウィーン。オーストリア国家を自殺に追いやり、絶滅収容所体制へと直結したナチスドイツによる「合邦」はなぜ、いかに仕組まれ、国民から歓呼で迎えられたのか。フロイトをはじめとする多数の思想家、芸術家として政治家らの動向を詳細に跡づけ、この時代全体をパノラマで描ききった歴史ドラマ。
人文・思想・社会 > 歴史 > 世界史
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