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文化史とは何か
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19世紀に起源をもつ「文化史」は、社会史、人類学、文学などとの関係を変化させつつ、その観点、概念、目標をも転換させながら、近年のように多様なかたちをとることになった。文化史の多様性、文化史をめぐる論争と対立、そこで共有されている関心や伝統とはどのようなものなのか。そして、とりわけ「新しい文化史」の時代を経て「言語論的転回」以降の文化史研究は、どこに向かおうとしているのか。本書は、英語圏だけでなく、ヨーロッパ大陸およびアジア、さらに南北アメリカなどの世界的規模で展開する研究を網羅しながら、文化史研究に関する“過去・現在・未来”を明晰に論じる。
人文・思想・社会 > 歴史 > 世界史
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