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里 (百年文庫 19)
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「僕は、あの、小説家になりたいと思っているんだ」-新聞配達をしながら廓に通う「私」は、遊女になって間もない純朴な娘と親しくなり、想いを伝えようとするが…(小山清『朴歯の下駄』)。刑務所に夫のある妓が客のひとりに惚れてしまう…雪景色が涙をさそう藤原審爾の『罪な女』。惚れた男との最後の宴、悲嘆にくれる花魁・吉里に、どうしてもいま会いたいと待ち続ける客がー。すれ違う男女が哀しみを織りなす広津柳浪の『今戸心中』。遊里を舞台にした切ない恋の物語。
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