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ロードワーク (扶桑社ミステリー)
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一本の高速道路が〈ブルーリボン・クリーニング工場〉の責任者バートン・ドーズの人生を変えたー彼の自宅と工場の上に、高速道路784号線が建設されることになったのだ。しかし彼は自宅の立ち退きを拒否し、工場の移転計画にもガンとして反対の立場をとりつづけた。職場の家族的雰囲気に愛着を持つドーズは、移転派の会社幹部とはどうしても折り合うことができなかったのだ。その結果ドーズは職を失い、酒におぼれ自暴自棄になっていった。妻メアリーは家を出た。かつての部下も離れていった。〈道路工事=ロードワーク〉は文字通りドーズの人生を押しつぶしたのだ。狂気に陥ったドーズは非合法の爆薬を入手して工事現場を破壊。さらに家中に爆薬をしかけて立てこもったー。巨匠キングが日常と紙一重の狂気の世界を内側から描いたサイコ・サスペンス!
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