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ロンドンの超能力男 (扶桑社ミステリー)
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シャーロック・ホームズ・ミステリー
1910年、ロンドンの街は“脱出王”の異名をとるアメリカ人奇術師ハリー・フーディーニの話題で賑っていた。彼の芸を見た者たちは、この男には心霊体へ変身する超能力があると信じるほどだった。そんなある日、ホームズとワトスンのもとにフーディーニ夫人が夫の保護を依頼しにやってきた。彼が脅迫されているというのだ。が、ホームズはなぜかその依頼を断る。一方、ロンドン警視庁のレストレード警部は政府公邸の金庫室から極秘文書が盗まれた事件を捜査中だった。そしてフーディーニを犯人と睨み、彼を逮捕する。盗まれた文書は、以前皇太子からドイツの伯爵夫人にあてた手紙だった。即位直前の皇太子にとって、その手紙が公開されれば大スキャンダルとなる。捜査を開始したホームズとフーディーニの出演するサヴォイ劇場を調べるが、そこで意外な人物の死体を発見した。ホームズ・ファン待望の傑作パロディ。MWA賞候補作。
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