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偽りのカンバス(上) (扶桑社エンターテイメント)
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イギリスを代表してヴェネチア・ビエンナーレに出品することに決まった魅力あふれる女性抽象画家プラムは、旅先のニューヨークでオランダ絵画黎明期の花の絵に出会う。美術品取引業者である夫ブリーズが懇意にしている実業家が妻に贈った高額の古美術品だった。ところがプラムは一目見るや、この絵は贋作だと言い出す。激怒した持ち主側は、絵が贋作であることを証明できるか賭をしようと持ちかけた。プラムはさっそく調査を始めるが、時を置かず一通の手紙が届いた。「オランダの絵のことは忘れろ。さもないと命はない」。
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