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取るに足りない殺人
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妻が経営していた田舎町の映画館を引き継ぎ、切れる頭を武器に、違法すれすれのやり口でビジネスをのばしてきたジョー。しかし、妻が新しい家政婦を連れてきたときから、彼の人生の軌道ははずれはじめた。器量の悪いその娘キャロルが、どういうわけかジョーにはすばらしい女性に思え…そしてふたりの関係は、たちどころに妻の知るところとなった。結論は簡単だった。偽装殺人で保険金を詐取し、妻への手切れ金にするのだ。完全犯罪計画が進むいっぽう、巨大映画館グループがジョーをつぶしに画策をはじめる。追いつめられた男が挑む、最後の頭脳戦のゆくえはー?トンプスンが、その鬼才ぶりを爆発させた、初の犯罪小説。
小説・エッセイ > 外国の小説
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